The 98th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2016/10/27】今西美晴は13年大会以来のベスト4進出

【2016/10/27】今西美晴は13年大会以来のベスト4進出

【女子シングルス準々決勝】
〇今西美晴(島津製作所) 7-6(6),4-6,6-1 ●喜島瑞乃(フリー)

■「自分の持ち味の速い攻撃が最後までできなかった。次につながる試合ではなかった」。決勝まで進んだ13年大会以来のベスト4進出だったが、試合後の今西の表情はさえなかった。序盤から主導権を喜島に握られていた。強引と思えるほどフォアハンドに回り込んで強打を打ち込んでくる喜島の攻めで、守勢に立たされた。第1セットは3-5から粘ってタイブレークに持ち込んで、相手ミスにも助けられて何とか先取した。第2セットは喜島のフォアに苦しめられて、2度のブレークを許して奪われた。

■簡単に終わった第3セットは今西が攻める前に、スタミナ切れした喜島がミスを重ねた。「(第3セットは)相手のバックに球を集めて、(返球を)前に入って打って決められたらよかったが、相手がミスをした。もっと強い相手には通用しない」。記者会見で出てくるのは、自分を戒めるような言葉だった。準決勝は同じ所属で大会連覇を狙う桑田が相手。「最初から最後まで、自分のテニスを貫くことがポイントになる」と今西は言う。「速いテンポでゲームを支配できたらチャンスはある」。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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