The 98th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2016/10/27】大会第7日の見どころ

【2016/10/27】大会第7日の見どころ

■女子シングルスは準決勝に突入。大会連覇を目指す桑田寛子は同じ島津製作所に所属する今西美晴と対戦する。90年生まれの桑田と92年生まれの今西は、ジュニア時代も含めて4度対戦があり、対戦成績は2勝2敗と互角だ。ただ、今西は昨年5月に右足甲を痛め、まだ復活途上にある。準々決勝では苦しみながらフルセットを勝ち抜いて、3年ぶりにベスト4に進んできた。準々決勝までスキを見せずに来た桑田を崩すためには、今西が得意とするスピードを生かした速い展開に持ち込むしかない。

■94年生まれの加藤未唯(佐川印刷)と93年生まれの大前綾希子(島津製作所)は、ジュニア時代に京都の同じクラブで練習していたというが、プレースタイルは対照的だ。小柄な加藤はフットワークを生かした固い守備が持ち味で、カウンター攻撃も鋭い。一方の大前はフォアの強打を武器にするパワーヒッター。「守り」の加藤と「攻め」の大前という2人は、昨年のITFで対戦して加藤が勝っている。ただ、そのときの大前は故障あがりで参考にはならないだろう。「盾」と「矛」の対決は興味深い一戦だ。

■男子シングルスも準々決勝4試合が並ぶ。その中でも江原弘泰(日清紡ホールディングス)と関口周一(Team REC)の対戦が面白い。同じ91年生まれでジュニア時代からライバル関係にある2人は、14年の全日本でも準々決勝で対戦があり、そのときは江原が快勝すると、そのまま全日本のタイトルを取っている。1日前にベスト8進出を決めていた江原は、2年前のゲンをかついで「関口選手に(準々決勝に)来てほしい」と話していたが、「これまでで一番いい状態で全日本に入っている」という関口は雪辱を期している。18歳の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)は、準々決勝で第5シードの竹内研人(北日本物産)と対戦する。高校3年の綿貫だが、3回戦で第1シードの守屋宏紀(北日本物産)を破って優勝候補の一角に躍り出た。勝ち上がれば13年大会で準優勝だった西岡良仁(ヨネックス)以来の高校生4強となる。

(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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