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ミュージアム:日本のテニスはじめて物語

はじめてのプロプレーヤー

13 岡田早苗
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1936年11月、読売新聞社がアメリカのプロ選手を招待し、日本各地巡業に打って出た。W.T.チルデン、E.バインズ、それに女子プロのJ.シャープの3人だ。シャープはその年にプロに転向していたが、アマチュア時代の世界ランキング6位という実力者。巡業のためには、日本の女子が1人必要で、実力、容姿、人気を考えた結果、岡田早苗に白羽の矢がたった。プロになったなら、全日本には出場できない。まだタイトルを取っていない早苗は迷っていたが、イベントの広告の方が先に出てしまった。しかし、シャープとの試合は楽しかった。日本各地を転戦し、9回の対戦で4勝5敗と善戦した。

はじめてのツアー・プロ

14 佐藤俵太郎
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関西学院大学卒業後、佐藤次郎、川地実らと共にデ杯で活躍した。その後、朝日新聞社の運動部記者を務めていたが、1936年、来日した元世界のナンバー1、チルデンからプロ転向を勧められ、悩んだ。記者としての仕事は充実していたが、胸の奥底にはテニスへの情熱が潜んでいたのだ。思い切ってプロに転向。アメリカの85都市を巡業した。プロ草分け時代のため、メンバーは、チルデン(米)、リチャーズ(米)、プラ(仏)と佐藤のたった4人だったが、人気を博した。プロ引退後は、テニスクラブのマネジャー、コーチをはじめ、単行本やテニス誌の執筆などで活躍している。

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