アンチ・ドーピングのルール:WADA規定
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が発効した世界ドーピング防止規程(WAD Code)が参加するすべての競技に共通する唯一の規則です。
- 2004年1月1日 世界アンチ・ドーピング規程発効
- 2009年1月1日 改訂規定発効
- 2015年1月1日 改訂規定発効(2015 Code)
2015 Codeには大幅な改訂が加えられており,罰則の強化や協会関係者や監督コーチなどのサポートスタッフへの罰則規定なども盛り込まれています。選手の皆さんだけでなく,選手を支えるサポートスタッフの皆さんも,その変更点きちんと理解しておいていただく必要があります。
具体的な禁止条項:WADA規定第2条
具体的な違反行為は,2015Codeの第2条に記載されています。
- 採取した尿や血液に禁止物質が存在すること
- 禁止物質・禁止方法の使用または使用を企てること
- ドーピング検査を拒否または避けること
- ドーピング・コントロールを妨害または妨害しようとすること
- 居場所情報関連の義務を果たさないこと
- 正当な理由なく禁止物質・禁止方法を持っていること
- 禁止物質・禁止方法を不正に取引し,入手しようとすること
- アスリートに対して禁止物質・禁止方法を使用または使用を企てること
- アンチ・ドーピング規則違反を手伝い,促し,共謀し,関与すること
- アンチ・ドーピング規則違反に関与していた人とスポーツの場で関係を持つこと
注意)2015 Codeでは,9.10.の2項目が追加されました。
正確な条文の閲覧は,JADA(日本アンチ・ドーピング機構)のホームページ(http://www.playtruejapan.org/)にアクセスしてください。
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