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TENNISP&Sでテニスをはじめよう!

ご挨拶

畔柳 信雄 公益財団法人日本テニス協会会長職をお引き受けして、6年目の年となりました。

 2014年度とそれに続く2015年度は、私にとっても決して忘れられない2年となりました。90年を超える日本テニス協会の歴史の中でも、50年に一度、あるかないかの特別な年になったと思います。ご説明するまでもなく、錦織圭選手(日清食品)が全米オープンで準優勝し、ATPワールドツアー・ファイナルでもベスト4に名を連ね、それ以降、世界トップ10に入る大活躍をしてくれています。これにより、日本におけるテニスに対する社会全体の関心度が一気に高まりました。まさに大爆発したと表現できるでしょう。日本テニス協会にとって、これほど嬉しく、ありがたいことはありません。
 日本テニス協会の大きな事業目的の一つはテニスの普及です。特に私が重視しているのは、子供たちへの普及です。私がテニス協会のお手伝いをさせていただいている原点は、一人でも多くの日本の子供たちが、テニスを通してスポーツの楽しさ、素晴らしさを経験してもらい、健康な社会人あるいは国際人に育ち、豊かな人生を過ごして欲しいと願っているからです。昨今、世界全体にもいえることですが、スマートフォンなどの普及で子供たちが屋内に閉じこもりがちであり、健全な心身の発育にやや心配な面が出ています。そこで、会長職に着任以来、子供たちへの普及、TENNIS Play&Stay(初心者向けテニス普及プログラム)に力を入れてきました。
 全国への普及活動は取り組めば取り組むほど生易しいことではないと自覚をしていたところ、錦織選手の活躍で、地上波テレビ各局が再びテニスのテレビ放送を拡充してくれたこともあり、全国レベルでのテニスへの関心は一気に高まりました。本当にありがたいことです。錦織選手自身、「自分の活躍でテニスに興味をもってもらって、テニスを楽しむ子供たちが増えることがうれしい」と明確に語ってくれています。協会にとって、これほど胸に染みる言葉はありません。現在に至るまでの錦織選手自身のものすごい努力に心から敬意を表するとともに、ご両親、コーチ、トレーナーや彼を支える関係者の方々、そして先導的に応援された盛田正明名誉会長に、協会として心から感謝と敬意を表したいと思います。
 普及と共に日本テニス協会の重要な活動に選手強化があります。強化ではオリンピックでのメダル獲得に向けた選手強化が中心となることはいうまでありません。そこで、本協会は、昨年度に東京オリンピック向けにジュニア選手を対象とした特別強化プロジェクトの立ち上げ、有望ジュニア選手の発掘そして海外キャンプを中心とした支援も開始しました。
 そして、今日の日本スポーツ界では法令順守という課題への対応が求められています。公益法人化、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、中央競技団体のガバナンス強化、コンプライアンスの確保が社会的要請となっています。本協会はプロ登録選手、公認指導者、役職員等への研修等を通じたコンプライアンス意識の徹底を図ることとしています。そして、本公式ホームページを通じてのこの分野での情報発信の役割は大きいと認識しています。
 グローバル化の進展の中、世界はテロや感染症の発生等セキュリティー問題がより重要になりつつあり、さらに、オリンピック・パラリンピック競技でもあるテニスを統轄する中央競技団体としての日本テニス協会への期待も高まっています。2016年度も「フェア」、「チームワーク」、「グローバル」の三つの基本方針を守って普及と強化を両輪とした協会運営に邁進したいと思っています。引き続きのご理解、ご協力をお願いします。

(2016年6月記)

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