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【全仏オープン】錦織圭は第9シードのガスケに敗れ、8強入りを逃す  > 続きを読む

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【全仏オープン】
(5月22日~6月5日・パリ、フランス)
 
[男子シングルス4回戦]
○リシャール・ガスケ(フランス) 6-4,6-2,4-6,6-2 ●錦織圭
 
■ガスケには前哨戦のマドリードとローマで連勝していた。しかし、錦織がかつて苦手にしていた第9シードは、もちろん簡単に勝てる相手ではない。複数の要因が作用し、完敗という結果になった。
 
■錦織に痛かったのは、第1セットの降雨中断だ。4-2と先行して迎えたサービスゲーム、キープに成功すれば5-2となり、セットの行方はおおむね決まっていただろう。しかし、にわかに強くなった雨に場内がざわつく中、錦織はブレークポイントを握られた。これはしのいだが、雨が強くなり、デュースで中断。1時間後に再開したが、ブレークを喫し、結局、このゲームを含めて6ゲーム連取を許した。
 
■クレーは雨で湿って球足が遅くなり、ボールも水分を含んだ。「ボールが重いのでクリーンに打てなくて、相手のリーチに入った」と錦織が悔やんだ。遅い展開を好むのはガスケ。「フォアハンドでもバックハンドでもラリーを支配することができなくなった」という錦織は、第1セット後半以降、ずるずると後退していった。
 
■アンフォーストエラーはガスケの19に対し、錦織は45。相手の手堅い守備と重いボールにウィナーが奪えず、力んではミスの悪循環となった。マドリード、ローマと続けて4強入りするなど、クレーで好調を維持していたが、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)との3回戦でも2セットアップを追いつかれるなど、調子は下降気味だった。「フィーリングが合わなかった」(錦織)のは、重いボールのせいだけではなかったのだろう。約1か月半に及ぶ欧州転戦で「疲れも溜まっている」。グラスコートシーズンに向けて。まずはリカバリーが先決だ。
 
(広報委員会)
 
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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