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【リオ五輪テニス競技】錦織、土居、日比野、穂積が抱負を語る  > 続きを読む

【リオ五輪テニス競技】錦織、土居、日比野、穂積が抱負を語る  > 続きを読む

■リオデジャネイロ五輪に出場する男子の錦織圭(日清食品)、女子の土居美咲(ミキハウス)、日比野菜緒(LuLuLun)、穂積絵莉(エモテント)の4選手が13日、14日に都内で記者会見した。
 
■13日に記者会見した錦織は、ウィンブルドンで途中棄権の原因となった左脇腹について「今はだいぶ回復した。まだテニスをしていないので何ともいえないが、間に合うと思う。大丈夫です」と話し、「五輪は気持ちの入り方が他の大会と違う。日本人としていいニュースを届けられるように頑張りたい」と抱負を力強く語った。前回のロンドン五輪は世界ランクのポイントが加算されたが、今回のリオではポイントが無くなった。北京、ロンドンに続く3大会目の五輪となる錦織は、「(五輪に出場するのは)誇りと日本人としてあの場にいられる喜びのため。また、試合を通じて(普段のツアーとは)違うものを得ることができる。ロンドンではベスト8に進んで自信を得られたし、北京ではすごく緊張した苦い思い出もある。何ともいえない五輪ならではの重さがある」と話した。
 
■五輪初出場となる女子の3人は14日に記者会見を行った。3人の中で最年長となる25歳の土居は、「去年から五輪を頭の片隅においてプレーしてきたので出場できてうれしい。去年からランキングが上がり始めて、五輪に出場できるところにたどり着いたので、いいタイミングで五輪があるという印象だ。一つでも多く勝って、少しでもメダルに近づけるよう頑張りたい」。一方、世界ランクでは出場圏内に届かなかったが、国際テニス連盟の推薦での出場となった日比野は、「五輪に出ることは小さいころからの夢だったので出場が決まってうれしい。最終的に自分のランキングではなくて推薦という形になったのは悔しい」とちょっと複雑な心境を明かした上で、「出るからには一番高いところを目指したい」と言葉をつないだ。ITFの推薦で土居と組んで女子ダブルスに出場する穂積は、「五輪のダブルスはツアーと違って、(同じ国・地域のペアという制約があるので)ベストのパートナーと組んでいるわけではないと思う。誰にでもメダルのチャンスはあると思うので、2人のいいところを出して楽しくプレーしたい」と話した。
 
(広報委員会)
 
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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