【カンガルーカップ国際女子オープン】
(5月1日~7日・岐阜市長良川テニスプラザ)
■ハイレベルな戦いとなったシングルスで、ベスト8に進んだ日本勢は第1シードの奈良くるみ(安藤証券)とノーシードの秋田史帆(北島水産)の2人だけ。奈良は準々決勝で、秋田を6-1、6-3で下したが、準決勝で第3シードのZHU Lin(中国)に2-6、1-6と完敗した。決勝では元世界31位でツアー大会4勝の実績を持つマグダレナ・リバリコバ(チェコ)が、ZHU Linに6-2、6-3と快勝、4年ぶりの優勝を飾った。
■16人が出場した日本勢では、奈良、秋田とともに初戦を突破したのは、加藤未唯(佐川印刷)、岡村恭香(ストライプインターナショナル)、清水綾乃(フリー)の3人だけ。前年優勝の桑田寛子(島津製作所)は1回戦で秋田に0-6、4-6のストレート負け、昨年の全豪予選以来の大会出場だった46歳の伊達公子(エステティックTBC)も1回戦でZHU Linに2-6、2-6で敗れた。
■ダブルスでは第1シードの穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤組が、準決勝でタイのペアに苦戦したものの順当に勝ち上がった。穂積/加藤組は決勝でケイティ・ダン(英国)/ジュリア・グラスコ(イスラエル)組を6-4、6-2で破って大会2連覇、今季初優勝を果たした。
※写真提供:カンガルーカップ国際女子オープン
(広報委員会)