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■第91回三菱全日本選手権は22日から、東京・有明コロシアムと有明テニスの森公園コートで開幕する。大会では女子シングルスが第１日の22日から始まって第８日の29日に決勝が行われ、男子シングルスは23日のスタートで最終日の30日に決勝が行われる。男女ダブルスは22日のスタートで、決勝は30日となる。混合ダブルスは26日に始まり、決勝は29日。開幕前日の21日には、女子シングルスと男女ダブルスの組み合わせ抽選が行われた。

■女子シングルスでは、昨年優勝の桑田寛子（島津製作所）、加藤未唯（佐川印刷）、大前綾希子（島津製作所）、岡村恭香（ストライプインターナショナル）が上位４シードに入り、シード16選手は２回戦からの登場となる。22日に行われる１回戦では、ジュニア世代のプレーを注視したい。一番の注目はともにワイルドカードで出場の小堀桃子（橋本総業ホールディングス）と荒川晴菜（吉田記念テニス研修センター）の対戦。18歳の小堀と16歳の荒川は、前週のＩＴＦ２万5000ドル大会の牧之原国際（静岡）でベスト４に進出した。荒川は今週開催中の２万5000ドル大会の浜松（静岡）でも予選から出場してベスト４に進出していて、全日本出場は強行日程となる。18歳の清水映里（グリーンテニスプラザ）は、12年高校総体優勝者でインカレ女王の林恵里奈（早稲田大）が１回戦の相手。全日本ジュニア18歳以下で優勝した村松千裕（吉田記念テニス研修センター）は守屋友里加（テニスユニバース）と対戦する。

■22日は男子シングルス予選決勝（２回戦）も予定される。優勝３度を誇る40歳の鈴木貴男（Ｔｅａｍ　ＲＥＣ）は、17度目の出場を目指して藤井信太（あきやま病院）と対戦。33歳の近藤大生（エキスパートパワーシズオカ）は正林知大（高崎テニスクラブ）との試合に16度目の出場がかかる。昨年ベスト８の福田創楽（三菱電機）は佐藤博康（ＪＩＴＣ）と対戦する。

（広報委員会）