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[シングルス準々決勝] ○謝淑薇（中華台北）[2]　4-6,6-2,6-0　●アイラ・トムリャノビッチ（豪州）[5]
[シングルス準決勝] ○謝淑薇（中華台北）[2]　6-4,6-4　●王薔（中国）[4]

■謝淑薇は「雨の中で、準々決勝、準決勝の２試合はタフな状況だった。あきらめずに走り続けることに努めたら、いい結果につながった」と笑みを浮かべた。リードされても粘り強く戦う姿勢は、スタンドのファンを引きつけた。「応援してもらって集中できた。感謝したい」と述べた32歳は、強豪クラブとして知られる東京のビッグKに３年ほど練習拠点を置いていた。日本での戦いは「ホームのように感じる。特に食べ物が好き」と言う。

■今季は全豪、ウィンブルドンで自己最高のベスト16入りを果たすなど、好調だ。2001年から世界を転戦してきたベテランは「仕事は仕事だけど、オフィスでするのではない。様々な都市に行って、そこでの食べ物も楽しんで、人々との交流も楽しむ。そんなツアーが楽しい」と笑みを浮かべた。２度のツアー制覇を果たした2012年以来となる決勝にも「タフな試合になるだろうけど、楽しむこと。笑顔を絶やさずに走り続けたい」と気負いはまったく感じさせなかった。

（広報委員会）

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