ジャパンウイメンズオープン2022 / Japan Women’s Open Tennis 2022

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【2018/9/15】17歳のアニシモワが決勝へ駒を進める

【2018/9/15】17歳のアニシモワが決勝へ駒を進める

[シングルス準決勝] ○アマンダ・アニシモワ(米国) 7-6(4),7-5 ●張帥(中国)[1]

■アニシモワは、17歳ながら冷静な戦いぶりだった。本戦では準々決勝までの3試合合計でわずか8ゲームしか落としていなかった。この日の12歳年上の第1シードとの初対戦でも一歩も引かずに勝ち切り、「一つ一つのポイントに集中した。強い相手に勝てたのはうれしい」と笑顔を見せた。

■2人とも両コーナーを突く、伸びのあるストロークが持ち味で、クールな勝負師というタイプだ。第1セットはアニシモワが2度ブレークバックする粘りを見せた後、タイブレークでものにした。「長いポイントが多かったので、辛抱強く頑張った。ミスを少なくすることを心掛けた」。第2セットは逆にアニシモワが先にブレークしたものの、すぐに取り返された。

■ラリーの主導権を渡してしまう甘い返球は許されない、という緊迫したラリーが最後の最後まで続いたが、明暗を分けたのはサーブだった。アニシモワは第1サーブの確率が76%と高く、楽にとれたポイントもあった。一方の張は第1サーブの確率が60%で、第2サーブがやや弱く、入っても41%のポイントしか取れなかった。第2セット、5-5の第11ゲームのブレークポイントで痛恨のダブルフォルトもあった。

■ツアー初の決勝に向けた意気込みを聞かれた米国期待の若手は「今までと同じ。できるだけ攻撃的な試合をしたい」。試合中だけでなく、記者会見での受け答えも落ち着き払ったものだった。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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