ジャパンウイメンズオープン2022 / Japan Women’s Open Tennis 2022

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【2018/9/16】シングルスは謝淑薇が6年ぶりのツアーV

【2018/9/16】シングルスは謝淑薇が6年ぶりのツアーV

[シングルス決勝]
○謝淑薇(中華台北)[2]  6-2,6-2  ●アマンダ・アニシモワ(米国)

■日本のファンにも馴染みの深い、経験豊富な謝が、予選から勢いに乗っていた17歳の米国のホープを止めた。「自分の経験は武器にしている」。32歳は、自分がプロとして世界を転戦し始めた2001年に生まれた相手を、わずか59分で片付け、白い歯を見せて歓声にこたえた。

■フォア、バックとも両手打ちで、強打をいなすような緩い球をライン際に落とす。ツアーでも珍しいタイプだ。左右に振られて体勢を崩されても、絶妙のタッチで対応した。そうかと思うと一転、強打やキレのいいサーブも見せた。両セットとも第3ゲームをブレークして終始、優位に進めた。昨年のツアー下部大会での対戦時は、薬を飲むほど体調を悪くしており完敗していたが、今回は本領を発揮した。

■「若い選手とプレーするのはいいこと。私の時代とは違うプレーをする選手が多くいて、攻撃的にプレーすることなどを学べる」と、ベテランは謙虚な姿勢を貫く。今季の好調の要因は、2年前に故障した足首の感覚が戻りつつあることと、「自分にプレッシャーを掛けず、楽しむこと」と言う。

■日本に拠点を置いた時期もあるだけに、優勝スピーチでは「皆さん、こんにちは。優勝できて、とてもうれしいです」と日本語で話し出し、観客を沸かせた。記者会見では「広島焼きを食べてみたい。大阪焼きは食べたことがあるので」と日本通らしい楽しみを口にし、最後まで笑顔だった。 

■アマンダ・アニシモワ 「(相手は)動きのいい選手。コートの外に押し出すのが難しかった。後悔はしないと決めている。彼女は試合中ずっと集中を切らさなかった。優れた選手からいろいろなことが学べた。」

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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