Billie Jean King Cup by Gainbridge
ビリー・ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ)
[シングルス第1試合] ○日比野菜緒 6-4,6-2 ●サラ・ソリベストルモ
■相手のトップスピンに惑わされず、日比野が自分のプレーを貫いた。第1セットはブレークの応酬で一進一退の展開になった。ソリベストルモは回転量の多いスピンボールを多用、守備とカウンターに徹した。日比野には攻めあぐねる場面もあり、ブレークアップのリードを保てない。それでも、あわてなかった。
■「ミスをしてゲームを落としている印象はなく、お互い、引き離されたくないという思いからシーソーゲームになった。焦ることはなく、必ずチャンスは来ると思った。自分のやろうとしていたことがやり続けられた」と日比野が第1セットを振り返った。
■弾道の高いボールを打たれても、攻め急がなかった。ミスを続ければ相手の思うつぼになる。「見極めて攻撃する」と決め、迷わなかった。戦術面だけでなく、心技体の「体」と「心」にも自信があった。しつこい相手であると分かっていたが、「フィジカルを生かし、絶対、先にへばらない、相手より1球多くコートにボールを返そうと決めていた」。心については、最近つかんだヒントがあった。「外から見てどちらが勝っているか分からない態度」を保つことだ。劣勢に陥っても積極的な気持ちを貫く秘訣を見つけ、実践した。「勝って、良い流れを日本チームに持っていこうとプレーした」。イメージ通りの内容と結果に、日比野が胸を張った。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
LIST
カザフスタン戦のオンデマンド配信はこちらから👇
こちらの お問い合わせページ よりお寄せください
ページトップへ
本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。
公益財団法人日本テニス協会〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2Japan Sport Olympic Square 7階
COPYRIGHT(C) 2000 - 2024 ALL RIGHTS RESERVED BY JAPAN TENNIS ASSOCIATION SINCE OCT. 2000