The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
■センターコートの第1試合は、女子シングルス決勝。第1シードの清水綾乃(Club MASA)と第15シードの澤柳璃子(リンクス・エステート)は過去2度の対戦があり、澤柳が2連勝している。ただ、2度の対戦は2年前のこと。ジュニア時代の清水は強打一本やりで、調子の波が大きかったが、20歳で臨む今大会は、安定したプレーで第1シードの実力を見せつけて勝ち上がった。一方の24歳の澤柳は、気迫を前面に出すプレースタイルで若手選手を破ってきた。多彩なショットで緩急に高低差も加え、自分の流れにしてしまうのが澤柳。清水は「相手はパワフルで、ガッツもある選手だけど、そこに惑わされず、私は私で頑張りたい」とマイペースを強調する。
■第2試合からは男子シングルス準決勝が入る。最初は第2シードの徳田廉大(フリー)と第7シードの上杉海斗(江崎グリコ)の対決。20歳の徳田と23歳の上杉は2学年違いとなり、13年の高校総体決勝での初対戦から徳田が3連勝中だ。3戦のうち2戦は徳田の逆転勝ちで、上杉は「彼は追い込まれた状況から上げてくるタイプ」と警戒する。「遅いハード」のセンターコートは、速い展開を好む上杉より、ストローク戦でじっくり打ち合いたい徳田が得意とするサーフェスになる。
■第3試合では、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)と第8シードの関口周一(Team REC)が対戦する。30歳の伊藤と27歳の関口は、10年の初対戦で関口が勝っているが、それ以降は伊藤が4連勝している。試合巧者の関口は、3年連続のベスト4と全日本では好成績を残している。遅いコートで粘りを発揮して、強打で攻めてくる伊藤のリズムを狂わせたい。1番コートでは女子ダブルス準決勝の2試合が行われる。
(広報委員会)
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