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人口等環境実態調査

「平成30年度テニス環境等実態調査」報告書 発刊にあたって

2019年3月


公益財団法人 日本テニス協会
会長 畔柳信雄


 日本テニス協会は、平成24年度以来、テニスに関する基本データの編纂を行う一方、テニス普及のための環境改善に資する調査を行っています。本年度調査報告書では、①試合における安全確保とフェアプレイ向上に関するアンケート調査、②中学校テニス部活動における外部からの部活動指導員の活動に関するアンケート調査、③高齢者を対象としたTENNIS PLAY&STAYによるテニス普及活動の事例調査、そして④テニス審判員に関する調査研究の紹介を行っています。

 試合における安全確保とフェアプレイ向上に関するアンケート調査では、平成28年度以降本協会が取り組んでいるセルフジャッジ5原則の推進を中心とした試合におけるフェアプレイ向上活動と、平成29年度から開始している熱中症対策を中心とした試合における安全と安心の確保活動の本協会公式トーナメントでの実施状況をアンケート調査により検証しました。これは、日本のスポーツ界で重要性が叫ばれているスポーツ・インテグリティの確保に向けた日本テニス界の今後の取り組みを視野に入れた調査です。

 中学校テニス部活動における外部からの部活動指導員の活動に関する調査では、中学校でのテニス普及のため、全国中学校テニス連盟の協力を得て全国47都道府県におけるテニス部の数と部員数と公立中学校のテニス部での外部指導者導入に関するアンケート調査を行いました。平成29年4月1日の学校教育法施行規則改正による部活指導員の制度化により、中学校・高等学校でのテニスを行う環境変化がこの調査実施の背景にあります。

 テニス導入プログラムであるTENNIS PLAY&STAY関連調査では、高齢者テニスに関する事例調査を実施しました。2016年11月の英国スポーツ医学会誌報告の発表以降、テニスが持つ健康寿命を延ばす効用に対する社会的関心は高まりを示しています。そこで、本年度報告書では、年齢、体力別に考案されたTENNIS PLAY&STAYの高齢者向けプログラムであるグリーンボールを使用したTennis Xpressを活用した3つの事例を紹介しています。Tennis Xpressは、通常のボールに比べスピードが約25%遅いグリーンボールを使用して通常の大きさのコートで行うテニスです。

 平成29年度テニス審判員の参加動機と満足度に関する調査は、本協会審判委員会の協力により実施されたものです。執筆者である日本テニス学会会員の発田志音氏の同意を得て、テニス環境実態調査報告ではこれまで取り上げられてこなかった公認テニス審判員に関する研究報告の概要を紹介しています。

 そして本年度報告では、2018年末時点における選手、公認審判員、公認指導員の登録者数のデータの更新を行いました。

 日本テニス協会の活動目的は、生涯スポーツ、競技スポーツ、そして観るスポーツとしてのテニスの振興にあります。これまでの報告書と併せて、本年度のテニス環境実態調査報告書が本協会はもとより、全国のテニス関連団体、関係者の皆様のテニス普及活動並びにテニス事業活動の参考となれば幸いです。なお、これまでの6つの報告書は本協会公式ホームページ上で閲覧可能となっております。

 最後に、平成30年度テニス環境等実態調査報告書の発行にあたり、スポーツ環境調査助成事業としてご支援をいただいた独立行政法人スポーツ振興センター、アンケート調査にご協力頂いた都道府県テニス協会及び全国中学校テニス連盟、事例調査にご協力頂いたテニス事業者の皆様、研究調査の紹介にご同意頂いた発田志音様、そして専門的な視点からアドバイスをいただいた公益財団法人笹川スポーツ財団に対して謹んで御礼申し上げます。

 

 

「テニス人口等環境実態調査」報告書

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