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ご挨拶

深澤祐二 このたび、4月1日から公益財団法人日本テニス協会の会長に就任した深澤祐二です。この場をお借りして、就任のご挨拶を申し上げます。

 本協会は、生涯スポーツ、競技スポーツ、観るスポーツとしてのテニスの振興を通じて、国民の皆さまの健全な心身の発達と国際親善に寄与することを活動目的とした公益法人です。「テニスを通じて、人と人、国と国とをつなぎ、その素晴らしさを伝え、すべての人が健やかで幸福な人生を享受できるような、多様性と調和のある社会の実現に貢献する」という理念のもと、プレーヤーの育成・強化、テニスの普及に努め、日本テニスの発展に多面的な貢献を行っております。

 本協会で推進している普及・発掘・育成・強化・継承の重要施策が「中長期強化育成プラン2022-2032」です。過去の約10年を振り返ると、競技テニスにおいて、最も著しく日本人選手の競技力・成績の向上がみられた期間でありましたが、この期間を経て、次に日本の競技テニスが目指すべきところは、テニス先進国への変貌であると考えております。その実現に向け、恒久的に世界ランクTOP100にランクし応援されるプレーヤーの育成(チャンピオン教育による人間力向上を含む)・強化、更にその先のTOP50へとつながる環境の構築に注力するとともに、日本全国のさまざまなルートから世界の上位を目指すことができる環境づくりとしての「富士山プロジェクト」や国内における国際大会の誘致拡大、ハードコート化・レッドクレーコート化の推進及びインドアコートの充実などにも取り組んでいきます。

 一方で、日本の人口減少も影響し、テニス人口が減少していることは事実であり、その拡大に向けての取り組みにも力を入れています。一例として、ネット型ゲーム「テニピン」や、子ども・初心者向けのプログラムである「TENNIS PLAY & STAY」などを通じ、テニスに触れていただく機会を増やすべく、全国各地域でのイベントの実施や地域で普及に取り組んでいただいている皆さまとの話し合いを重ねています。またJTAマイナンバー(JPIN)プロジェクトのシステム構築により、ジュニアからベテランまで1つの選手登録番号を使って、選手の皆さまにとっても分かりやすい選手登録制度の再構築などにも取り組んでいます。

 また、これらの協会事業活動を行ううえでベースとなるのが、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係の構築だと考えております。そのためにも、これまで以上に多く皆さまに支えていただけるような組織づくりを目指し、ガバナンスやコンプライアンスの強化、スポーツインテグリティの確保にも引き続き注力して参ります。

 私は日本を元気にする、地方を元気にするためには、スポーツが大きな力を持つと確信しています。テニスは世界中の方々に愛され、広く、年齢や性別等を問わず楽しめるスポーツです。私は、テニスの活性化を通じて、日本を、地方を元気にしていきたいと考えております。全国のテニス愛好者の皆さま、選手、スポンサー、メディア、各種テニス団体、国、監督省庁、そして内外スポーツ統括団体をはじめ、本協会とともに歩んでくださっている皆さまに対し、引き続き、本協会の活動に対するご理解とご支援をお願い申し上げ、私からのご挨拶とさせていただきます。

公益財団法人 日本テニス協会
会長 深澤 祐二
(2025年4月1日記)

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