The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[男子シングルス2回戦] ○高橋悠介(三菱電機)[5] 6-0,6-1 ●東竜平(相生学院高)
■高橋は昨年は腰のけがもあって欠場し、今回が優勝して以来2年ぶりの出場。新設されたショーコート1での試合で「観客が思ったより来てくれていて、緊張して硬くなることもなく、いい気持ちで楽しく試合に入れた。優勝できる力を持っていると、自信を持ってコートに立てるのが少し変わったところ」。本来の力を発揮し、54分で初戦を突破した。
■打ち出すボールの勢いは相手とあまり変わらないが、22歳のプロはサーブもストロークも、コースを突く正確さで差を見せつけた。立ち上がりから8ゲームを連取した後、少し淡白になって1ゲームのブレークを許した。その後は気を引き締めなおして、スピンを増やして深く返すなど相手のリズムを崩し、すぐに流れを引き戻した。「高校生相手でやりにくさは感じていたけど、自分のプレーに集中してやり続けられたのはよかった」と、穏やかに話した。
■全日本王者になった後の2シーズンは、ツアー下部のチャレンジャー大会を中心に転戦しているが、壁にぶつかっている。「少し上の選手に負けてしまうことが続いて、自分のプレーの持ち味を出すことができなくなってしまった」。2年前の8月には238位だった世界ランキングは、現在451位。「勝ちにいくことを見つめなおす意味でも、ここでプレーすることはためになる。結果は優勝することしか考えていない。プレーが悪くても、勝つという気持ちを強く持っていく」。自分に言い聞かせるような言葉だった。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
LIST
お問い合わせは日本テニス協会まで お問い合わせページ
ページトップへ
本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。
公益財団法人日本テニス協会〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2Japan Sport Olympic Square 7階
COPYRIGHT(C) 2000 - 2024 ALL RIGHTS RESERVED BY JAPAN TENNIS ASSOCIATION SINCE OCT. 2000