The 99th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2019/10/30】清水悠太が市川泰誠を下して8強入り

【2019/10/30】清水悠太が市川泰誠を下して8強入り

[男子シングルス3回戦]
○清水悠太(三菱電機) 7-6(3)、6-2 ●市川泰誠(ノア・インドアステージ)

■99年生まれの清水と2000年生まれの市川は、兵庫・西宮甲英高の先輩・後輩。「高校では一緒に練習していた一つ下なので、やりにくいところはあった」と清水は言う。「(市川が)思ったよりいいプレーで、戸惑った場面もあった」という第1セットは、タイブレークで3-3から4ポイントを連取した。緊張から硬さがあったので、「力を抜いて」プレーしたという第2セットは、持ち味を取り戻して、フラット、スピン、スライスと多彩なショットで相手を惑わせ、甘い球は角度をつけてウイナーを奪った。

■今季序盤は思うような成績を残せなかった。「考え過ぎて、何かをしようとし過ぎた部分があった」。だから、自分のプレーの原点に帰って、「相手より1球多く返すプレー」を続けた。そうすると気持ちに余裕が出てきて、「そこから考えて、自分から攻めるプレーができている」。それが白星につながっている。6月以降はITFで4回決勝に進み、3勝を稼いだ。全日本の前週には、中国のチャレンジャーでベスト8に進出した。「まあまあいい感じ」で4回目の全日本に臨んでいる。

■ただ、全日本は独特の雰囲気がある。「チャレンジャーでは気楽にプレーできたのに、こっち(全日本)は気楽にやろうと思っても硬くなる」。周りからは「優勝を狙ってプレーしろ」と声をかけられるが、「優勝を意識すると、もっと硬くなるので、意識しないようにしている」と清水は話す。昨年は男子シングルスと男子ダブルス、混合ダブルスに出場して、混合ダブルスを制した。今年も3種目に出場している。「3種目出ているので、どれか取れればいい」という清水流のプレッシャー対策のようだ。

(広報委員会)

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