The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[男子シングルス2回戦] ○内田海智(富士薬品) 6-1,6-1 ●小ノ澤新(イカイ)
■8年ぶりに出場した内田が、2016年の4強で、今年の島津全日本室内を制した小ノ澤に快勝した。強打に加え、ネットプレーやドロップショットなど積極的な攻撃でポイントを重ねた。「1回戦は簡単なミスが多かったが、今日はミスが少なく、なおかつ攻めの姿勢を忘れずにできたので、終始相手を圧倒できた」と満足の表情を見せた。
■米国のIMGアカデミーを拠点に活動する26歳。世界ランキング322位は、北米などのATPチャレンジャーを回った成果だ。11、12年に2度出場した全日本選手権に戻ってきたのは、コロナ禍で主戦場のチャレンジャーがほとんど開催されなかったからだ。「約7カ月、試合に出ていない。海外で何とか試合に出られないか試行錯誤したが、出場できる大会がなかった」。全日本選手権が開催されると知り、「日本の大会で戦う機会が少なかったので、実力を試す機会になる。優勝を目指して頑張ろう」と照準を合わせた。
■ツアーの長い中断にもモチベーションは落ちていない。普段は試合から試合に渡り歩く生活だが、中断期間にじっくり練習した。「練習し続けるのが楽しいと思えた。テニスをしていることが楽しいので、練習もできている」。久しぶりの公式戦出場とあって、1回戦の途中から右前腕に張りが出た。「処置を受けながら戦っている」が、体調さえ万全なら当然、優勝候補の一人。米国仕込みのプレーをもっと見てみたいと思わせる、2回戦の快勝だった。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
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