The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[男子シングルス2回戦] ○磯村志(やすいそ庭球部) 7-5,6-4 ●望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)
■第4シード望月を倒す番狂わせを演じたのは、通信制高校に籍を置く18歳の磯村だ。19年にはジュニアデ杯代表として世界大会に出場。今季は四大大会ジュニアなどに出場し、ウィンブルドンジュニアのダブルスでは米国選手と組んで4強入りと健闘した。国内ランキングは247位だが、今大会は予選を突破して本戦初出場を果たした。立ち上がりからその磯村がペースをつかんだ。第1セットは終盤もつれたが、7-5で制した。先行を許した第2セットも逆転に成功、ストレートで殊勲の星を手にした。
■粘り強さに定評のある望月に、ラリーで打ち負けなかった。「強い選手だからといって、無理に攻め急ぐのではなく、僕もラリーをしていくプレースタイルなので、それを意識して、無理せずプレーしようと思っていた」と磯村。第1セット終盤、セットを取れると意識して「プレーが消極的になり、緊張した」のは反省点。第2セットも緊張が続き、リードを奪われたが、「0-3になったときに体が軽くなって、最初のようなプレーができるようになった」。このあたりは、海外のジュニア大会でもまれた経験が生かされたか。
■「正直、予選で負けると思っていたので、自分がここにいるのにびっくりしている」と初々しさも見せた。それでも、すぐに競技者の顔に戻り、「ここまで来たからには、優勝目指して頑張りたい」と続けたのは立派だった。
(日本テニス協会広報部)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx
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