The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
【女子シングルス準々決勝】 〇今西美晴(EMシステムズ) 7-6(9)、1-6、7-6(2) ●小堀桃子(橋本総業ホールディングス)
■第4シードの小堀は、強打に驚くような威力はないが、正確なコントロールで相手を左右に振り回してポイントを奪う試合巧者。強打の打ち合いでは、素早い動きでコートをカバーしラリーを続ける粘り強さがあり、チャンスを見出すとカウンターを仕掛けてくる。簡単にはポイントを取らせてくれない相手だ。
■第1セット、第3セットがタイブレークにもつれた試合は、2時間51分を要した消耗戦。今西は強打にミスが出ても、先に仕掛ける攻撃的な姿勢を失わなかった。小堀の巧みなプレースメントに振り回されるシーンも多く、今西が試合途中で左足の太ももをテーピングする場面もあった。苦しんだ今西だったが、第3セットのタイブレークでは、立ち上がりに5ポイントを連取して勝利を引き寄せた。
■優勝した17年大会以来の準決勝進出。今西は「最初から最後までタフマッチだった。うまく体が動かせない中で最後まであきらめずに戦えたことが、勝利につながった」と声を弾ませた。29歳とベテランの域に足を踏みいれているだけに、足の回復具合が心配されるが、「明日(5日)も試合できるのはうれしい。しっかりケアをして臨みたい」と4年ぶりのタイトルにかける意気込みを語った。
(日本テニス協会広報部)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx
LIST
お問い合わせは日本テニス協会まで お問い合わせページ
ページトップへ
本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。
公益財団法人日本テニス協会〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2Japan Sport Olympic Square 7階
COPYRIGHT(C) 2000 - 2024 ALL RIGHTS RESERVED BY JAPAN TENNIS ASSOCIATION SINCE OCT. 2000