The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2022/10/23】尾﨑里紗は初戦敗退、現役生活に幕

【2022/10/23】尾﨑里紗は初戦敗退、現役生活に幕

[女子シングルス1回戦]
○細木祐佳(フリー) 7-6(1),2-6,6-0 ●尾崎里紗(江崎グリコ)

■尾崎は今年8月に引退を表明、全日本選手権を最後の舞台に選び、主催者推薦で出場した。公式戦のコートに立つのは2020年3月以来となる。第1セットは一進一退だったが、タイブレークで落とした。だが、第2セットは「カウンターショットも入って、良いプレーが少しだけできた」。第1セット終盤からロングラリーが増え、「持ち味である粘り強くポイントを取りにいくこと」ができるようになった。このセットを6-2で奪い、最終セットに持ち込んだが、ここまでが、今できるすべてだった。

■「ファイナルセットは体力面とか色々厳しくなって」ゲームを奪うことができなかった。世界ランキング70位をマークした17年当時の動きにはほど遠く、サーブも不調だったが、得意ショットであるフォアの逆クロスや高い弾道のトップスピンなど、随所に本来のプレーを披露。「なんとか自分なりに頑張れたかなと思う」と明るい声で最後の試合を振り返った。

■試合後、14年のフェド杯(現BJK杯)アルゼンチン戦で初代表の尾崎をダブルスに起用した吉田友佳元監督や選手仲間がコートに集まり、花束を受け取った。尾崎は「たくさん応援してもらい、幸せなテニス人生を送ってこられた。(公式戦は)2年半ぶりで、良いプレーができたか分からないが、場を与えていただき、最後のプレーができてよかった」と観客や関係者に感謝した。

■最後の国際試合出場は20年3月。その後、コロナ禍で試合がなくなり、「時間ができて、私もケガ(腰痛)があったりして、自分がどうするべきか考えるようになった」。引退の意思を固めたのは昨年末から今春にかけてだという。今後は「子どもたちに教えたりできれば」とテニスの普及にかかわるつもりだ。四大大会や国別対抗戦での経験、また、世代のトップとして仲間を引っ張った経験は初心者、初級者の指導にも生かされるだろう。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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