The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2022/10/25】今大会で引退の添田豪は、辛勝で初戦突破

【2022/10/25】今大会で引退の添田豪は、辛勝で初戦突破

[男子シングルス2回戦]
○添田豪(GODAI)) 6-3,5-7,6-4 ●田口涼太郎(近畿大)

■今季での引退を表明、23年からデビスカップ監督に就任する添田が、全日本学生室内のタイトル(21年)を持つ田口に競り勝った。第2セットは5-4でサービスゲームを迎えたが、ブレークを許し、5-7で失った。最終セット中盤には左臀部から太ももに張りが出て、メディカルタイムアウトをとった。フルセットの長丁場は若い田口に分があるとも思われたが、38歳が粘った。

■3-3でブレークに成功したが、次のサービスゲームで0-40のピンチを迎える。終盤に追いつかれた第2セットと似たような展開に、一度はあきらめかけた。しかし、相手のミスにつけ込み、ブレークを許さなかった。5-4と王手をかけてのサービスゲームでは、代名詞とも言えるバックハンドのダウン・ザ・ラインをピンポイントで決める場面もあった。添田は「(初戦の)2回戦から決勝戦のつもりで戦っていた。本当に勝ててうれしい」と穏やかな笑顔を見せた。

■最終セットは体力的に厳しくなったが、「気持ちが少しでも切れていたら一気に持っていかれた。気持ちを粘れたので、なんとか耐えられた」と気力で乗り切った。ツアー大会やデビスカップでも、逆転勝ちや競り勝つ試合が多かった添田。「普通にストレートで勝つより、自分らしかったとは思います」と苦笑いで振り返った。

■試合前には、緊張のあまり、最後の大会に全日本選手権を選んだことを後悔したという。「なんでこの大会を選んだのかなって。楽天オープンとかの方が、気持ち的には楽に引退できただろうなと思った」と笑わせた添田だが、すぐにこう続けた。「すごく緊張感のある大会を自分で選んだ。勝ちに行く中で現役の最後(を迎える)っていうのは価値がある」。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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