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［女子シングルス１回戦］
○西村佳世（安藤証券）　6-4,6-1　●吉川ひかる（フクシマガリレイ）

■18歳の西村が、アマチュアとして出場した昨年に続いて初戦を突破した。０－３の立ち上がりだったが、「そこからは自分らしいテニス、自分のやりたいテニスができた」とペースを握った。吉川が第１セットに下肢を痛めて万全のプレーができなかったこともあり、終盤は一方的な展開になった。「バックハンドでどんどん展開していくのが自分のプレーだと思っていて、それが最後はできた」と２セット連取の勝利を振り返った。

■今季は５月に富山大東建託オープン（ＩＴＦ　Ｗ15）でＩＴＦ大会初優勝を果たした。８月にプロ転向、拠点にしていた関西を離れ、丸山淳一、森田あゆみ両コーチの指導を受ける。順風満々の船出になると思われたが、左足首の疲労骨折で約２カ月間の離脱を強いられた。初優勝を除けば今季の成績には満足がいかず、「これからちょっと頑張りたい」。今大会は具体的な目標を立てていないが、「プロとして自覚を持って、一戦一戦、いいパフォーマンスで試合に臨めるように頑張りたい」と誓った。

（日本テニス協会広報部）

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