The 99th All Japan Tennis Championships

  • 標準
  • 特大
サイト内検索 検索

三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

 Official X Account   Official Facebook Page   Official Instagram Account

最新レポート

【2024/10/12】今村昌倫は4年ぶり2度目の決勝進出を果たす

【2024/10/12】今村昌倫は4年ぶり2度目の決勝進出を果たす

【男子シングルス準決勝】
〇今村昌倫(JCRファーマ) 7-6(3)、7-5 ●田口涼太郎(Team REC)

■第2セット終盤までともにサービスをキープする大接戦だったが、試合は終始、今村が押し気味だった。サービスゲームが安定していた。昨年2月に股関節を手術、復帰してから「特に良くなった」というサーブが威力を発揮した。サービスエースこそ5本だが、甘いリターンを引き出して3本目で決める「フリーポイント」が多く、第1サーブが入った時のポイント獲得率は80%をマーク。第1セットの第5ゲームで1度、田口にブレークポイントを与えたが、ここをセーブするとその後はスキを見せなかった。

■「ブレークのチャンスはいっぱいあったんですけど、田口選手がその都度、いいプレーをしてきて取りきれないというのが多かった」。今村がいう通り、ブレークのチャンスは9度あった。第2セット第11ゲーム。9度目のブレークポイントで粘り強くショットを返すと、ポイントを急いだ田口の強引なフォアがネットにかかって、ようやく最初で最後のブレークを果たした。「チャンスで相手のミス待ちとか守りのプレーになってしまっていたので、あの場面ではより攻撃的に行くというのは意識してました」

■2020年決勝に挑んだ時は慶大4年だった。4年ぶりの決勝進出に今村は、「今まで取り組んできたことが、こうやって結果に表れているのでうれしい気持ちで一杯です」。故障を経験して、トレーナーと二人三脚でフィジカルを作り上げてきたことが復活につながった。前回決勝の経験はアドバンテージになるかを問われると、「あの時は学生で何も考えず、ノンプレッシャーでやっていた。コロナ禍の中の大会で観客もなしで、雰囲気も違う形だった」と答えた今村は「初めて決勝に行くみたいな気持ちでフレッシュに頑張りたい」と意気込みを語った。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx
 

関連リンク

ライブスコア

ライブ配信

テニスファン メルマガ

ページトップへ

本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。

公益財団法人日本テニス協会
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2
Japan Sport Olympic Square 7階