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【2025/10/6】第1シードの磯村志が田畑遼に快勝

【2025/10/6】第1シードの磯村志が田畑遼に快勝

[男子シングルス1回戦]
○磯村志(やすいそ庭球部)[1] 6-1,6-3 ●田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)

■ジュニア世界ランキング12位、17歳の田畑が24年大会準優勝の磯村に挑んだ一戦は、磯村が第1シードの貫禄を見せて快勝した。初出場の緊張と相手からの重圧で「自分のプレーが全然出来なかった」という田畑。第2セットには緊張もほぐれてきたが、「磯村選手のミスをしないプレーに焦ってしまった」と流れを引き寄せられなかった。

■22歳の磯村は「自分もこういうふうに年上の選手、強い選手に向かっていったなっていうのを思い出した。両方の立場になって考え、相手にこうされたら嫌だろうなとか、逆に僕がジュニアの時は年上の方はこうプレーしてきたなとか、色々考えながらプレーした」という。この冷静さが安定した試合運びにつながった。

■昨年は決勝で今村昌倫(JCRファーマ)に惜敗。磯村は「悔しい思いをして、もう、その時には『来年は優勝したいな』っていう思いで、絶対(全日本に)出ようと思っていた」と明かした。ATPランキング対象大会を中心にシーズンを過ごしていても、「心の中には(その思いが)ずっとあった」という。ここでの戦いを世界に飛躍する足ががりにしたいという思いも強い。「日本選手で世界でトップに行ってる人たちは、全日本のタイトルを取っているイメージ。タイトルをとって自分も上に上がっていきたい」。

■そのための取り組みの一つが「自分から展開していく」プレーだ。「僕の強みは、今まではディフェンスというか、最後まで粘って粘ってという展開が多かった。でも、上のクラスに行ったときにそれが通用しないことがある。そのスタイルも大切にしつつ、バリエーションを増やすために取り組んでいる」と磯村が意図を明かした。大会の実戦でプレースタイルをうまく磨けば、初タイトルが一層、近づいてくる。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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