ラケットは現在市販されているもので、19・21・23・25・25.5・26インチの種類があります。まずお子さんの身長に合わせて、ラケットを一番長く持った状態で地面につかないくらいが適正ラケットサイズです。あとは素材もラケットによって違いますので、通うテニススクールのコーチやスポーツ店の店員さんにご相談すると良いと思います。

初めはラケットだけでよいと思います。試合に出るようになったらテニスウェアやシューズも揃えていきましょう。詳しくはスクールにお尋ねください。

お子さんの年齢にもよりますが、子供の心身の発達に寄り沿ったメソッド「TENNIS PLAY＆STAYキッズプログラム」を導入しているスクールをお勧めします。このメソッドは、ボールの重さや飛び方・コートの大きさ・ネットの高さなど段階的に進んでいく3つのステージがあり（レッド・オレンジ・グリーン）、指導内容も簡単なことから始めるのですぐにゲームを楽しむ事ができ、子供たちの好奇心を駆り立てながらレベルアップへと導くプログラムとなっています。

スピードボールでミスを誘うだけでは、レベルが上がったときに勝てなくなります。相手を動かしてオープンコートを作りポイントを取ることを習得して欲しいからです。

オレンジボールはイエローボールの50%程度のスピードになります。力のある子でもスピードボールでポイントを取るのが難しくなります。相手を動かしオープンコートを作ったり、ボレーに出て相手の時間を奪う必要があるので、戦略や戦術を駆使することが習得しやすくなる為です。

それぞれのコーチの考え方によりますが、戦術・戦略の習得を重視して教えることにより。子供たちのテクニックを育成することに重きを置いている為です。

一通りのテニス技術習得、体力の向上と身長が140㎝以上になってからが望ましいです。グリーンボールは正規のコートサイズでプレーを行うので、体格が低いとネットへ出ていく技術習得が難しくなるので、オレンジボールでのプレーをお勧めします。