[ダブルス] ○GONG Mao-Xin/張択 5-7,7-5,6-4 ●マクラクラン勉/内山靖崇
■どのセットも互いに譲らない展開となった。第1セットは最後に内山のスーパーショットが出てもぎ取ったが、主導権までは奪えず、第2セットも競り合いになった。5-4からの相手サービスゲームで2度マッチポイントを握ったが、リターンが返らずチャンスを逃した。最終セットは第2ゲームで2度のブレークポイントを逃したのが痛かった。緊張感がゲームを追うごとに高まる。序盤は盤石だったマクラクランのプレーもやや不安定になり、内山もサービスゲームのキープに苦しんだ。3-3からの内山のサービスゲームで日本ペアがブレークを許した。次の相手のサービスゲームでは0-40のブレークポイントを逃し、結局これが最後のチャンスになった。
■マクラクラン「すごく近い(接近した)試合だった。マッチポイントを取れたらうれしかったけど、いいファーストサーブが入り、取れなかった。あと1ポイントだったので、取っていたら良いフィーリングになると思ったが、それがテニス」
■内山「少しの所でこっちが上回るか向こうが上回るかだった。第2セットは唯一のチャンスがマッチポイントだったが、向こうがそれを切り抜け、僕らは気落ちしたつもりはなかったが、向こうが開き直ったというかアグレッシブに来て、跳ね返せなかった。紙一重だった」
(広報委員会)