■日本のワールドグループ残留がかかるデビスカップ by BNPパリバ 2016ワールドグループ・プレーオフ、日本-ウクライナ戦(16日~18日・大阪市靱テニスセンター)に出場する両チームの代表選手が発表された。日本は錦織圭(シングルス世界ランク7位、ダブルス822位)、杉田祐一(シングルス82位、ダブルス653位)、西岡良仁(シングルス85位、ダブルス416位)、ダニエル太郎(シングルス101位、ダブルス1228位)の4人。今年3月のワールドグループ1回戦の英国戦でダブルスに出場した内山靖崇がはずれ、杉田が2013年のプレーオフ、コロンビア戦以来の代表復帰となる。
■ウクライナは、イリヤ・マルチェンコ(シングルス63位、ダブルス591位)、セルジー・スタホフスキー(シングルス92位、ダブルス259位)、アルテム・スミルノフ(シングルス308位、ダブルス1131位)、Danylo Kalenichenko(シングルス667位、ダブルス412位)の4選手。同国ナンバー1のアレクサンドル・ドルゴポロフ(シングルス57位)はメンバーから漏れた。ウクライナは欧州・アフリカゾーンの勝ち上がりで、プレーオフ進出を決めたゾーン準々決勝のオーストリア戦では、スタホフスキー2勝、マルチェンコ1勝とシングルスで3勝を挙げてオーストリアを3-2で破っている。
■2010年にシングルス31位まで上がったことのある30歳のスタホフスキーは、193センチの長身から打ち下ろす精度の高いサーブを武器とする試合巧者。13年のウィンブルドンでロジャー・フェデラー(スイス)を破り一躍注目を浴びた。錦織とスタホフスキーは2011年に2度対戦しているが、ここ5年は対戦がない。11年の対戦ではスタホフスキーが2連勝している。西岡は今年になってウィンブルドンなど芝の大会で2度対戦して、2連敗。杉田とダニエルとはまだ対戦がない。
■錦織は今月8日で29歳になるマルチェンコとツアーレベルでは1度、13年の米国の大会で対戦があり、このときは錦織がストレート勝ちしている。西岡はマルチェンコと今年、米国で初めて対戦して白星を挙げている、ダニエルは15年に1度対戦、そのときはストレートで敗れている。杉田は対戦がまだない。
■日本-ウクライナ戦は15日にドロー抽選会が行われる。対戦は16日にシングルス2試合、17日にダブルス1試合、18日にシングルス2試合が予定されていて、3勝したチームが勝ち上がる。日本がウクライナを破って残留を決めれば、14年から4年連続のワールドグループ出場となる。
【日本代表】
錦織圭(シングルス世界ランク7位、ダブルス822位)
杉田祐一(シングルス82位、ダブルス653位)
西岡良仁(シングルス85位、ダブルス416位)
ダニエル太郎(シングルス101位、ダブルス1228位)
【ウクライナ代表】
イリヤ・マルチェンコ(シングルス63位、ダブルス591位)
セルジー・スタホフスキー(シングルス92位、ダブルス259位)
アルテム・スミルノフ(シングルス308位、ダブルス1131位)
Danylo Kalenichenko(シングルス667位、ダブルス412位)
*世界ランクは8月29日付け。
(広報委員会)