The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[男子シングルス準決勝] ○伊藤竜馬(北日本物産)[1] 6-4,6-3 ●関口周一(Team REC)[8]
■準々決勝で6-0,6-0、勢いに乗る関口の技巧を、第1シードの伊藤がパワーで封じた。第1セットは一時、5-1まで離した。サーブとリターンの威力にものを言わせ、ラリーの序盤で主導権を握った。5-2からのサービスゲームでダブルフォールト3度と、突然乱調に陥ったが、すぐに立て直し、第2セットは危なげないゲーム運びだった。このセット、ファーストサーブ時のポイント獲得率は100%、相手に一度もブレークポイントを与えなかった。
■「しっかり戦えた」と伊藤。関口がバックハンドスライスなどでペースを変えても、落ち着いて対応した。「僕と対戦する選手は大体ペースを遅くしてくるので、その準備はできていた。攻め急がず、付き合って、チャンスがあるときは相手を振る気持ちは持てていた。そこをクリアすれば、相手は何もできなくなる」。第1セットの終盤を別にすれば、伊藤の言葉通りの試合内容だった。どっしりとした、相手に自分の強みを見せつけるようなプレーだった。
■8度目の出場だった13年に初優勝したが、それまで準優勝が3度と、全日本選手権の難しさをたっぷり味わった。その反省を生かし、今回は「(独特の)雰囲気に飲み込まれずにできている」。30歳、ベテランと呼ばれる年齢になった伊藤が、静かに決勝に勝ち上がった。
(広報委員会)
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