The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2019/10/31】本玉真唯が内藤祐希を破って初のベスト4進出

【2019/10/31】本玉真唯が内藤祐希を破って初のベスト4進出

[女子シングルス準々決勝]
○本玉真唯(島津製作所) 6-3、3-6、6-3 ●内藤祐希(亀田製菓)

■99年8月生まれの本玉と2001年2月生まれの内藤は、15年大阪市長杯世界スーパージュニアで決勝を戦った、ジュニア時代からのライバル同士だ。プロになってからは内藤が世界ランクを187位と急上昇させ、本玉は378位と水をあけられた格好だ。ただ、今年のITF大会で1度対戦した時も、スーパージュニア決勝に続いて本玉が連勝していて、本玉は内藤との相性がいい。

■これまでの対戦で「相手は私の鋭い球が苦手なのかな」と感じている本玉は、この日も高い打点からフラットな強打を打ち込んだ。これで内藤からループボールを引き出して、ラリーの主導権を握った。強化してきたサーブはコースを散らして、内藤のリターンミスを誘った。

■最終セットは3-4でニューボールに変わったのをチャンスととらえて、内藤のサービスゲームで思い切りのいい強打を打ち込んだ。「相手が緊張していたのもあって、自分が押し込めた」と、最後は相手のダブルフォールトで貴重なブレークをもぎ取ると、最後まで強打を打ち込んで逃げ切った。

■3回目の全日本出場。昨年は第9シードで準々決勝敗退だった。今回は優勝と意気込んで入ったが、初戦の2回戦は緊張から自分のテニスができずに苦戦した。「自分のテニスをして、その結果、優勝がついてくればいい」と考え方を変えて臨んだ3回戦は、納得にいくプレーで接戦をものにした。この日も「勝ち負けを意識し過ぎないで、自分に出来ることを考えてプレーした」。それが初の準決勝進出につながった。「考えを変えただけで、自分が変わりました」。本玉はこれまでにない手応えを感じている。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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