The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[女子シングルス2回戦] ○大前綾希子(島津製作所) 6-0,5-7,6-3 ●重田夢亜(フリー)
■6-0の立ち上がりから一転、第2セットは接戦になった。大前の強打を重田がよく走って拾う。そのうちに、こらえきれなくなった大前がショットをミス、そんな場面が続いた。「センターコートは球足が遅いこともあって、いつも決まっているショットが1本多く返ってくる展開が多くなった。ちょっと焦ってしまった」と大前。粘り強さを見せた重田がセットを奪い返した。
■「第2セットは元気がなかった。ファイナルセットは気持ちを切り替え、元気出すところは出して、自分らしさをもう少し出していこう」。トイレットブレークをとった大前が集中力を取り戻す。ミスは増えていたが、「そこをやめてしまうと自分のテニスではなくなってしまう」と、強打で攻めるプレーを変えなかった。相手に負けないくらい走って拾い、思い切りよく打っていく。大前に序盤の勢いが戻ってきた。フルセットの熱戦を制したのは、最後に本来の姿を取り戻した大前だった。
■ドロー表のボトムハーフ(下半分)には、16年大会の女王で第2シードの大前に加え、15年優勝の桑田寛子(島津製作所=第8シード)、17年優勝の今西美晴(EMシステムズ=第12シード)と、大会の優勝経験者の名前が並ぶ。やや苦しい試合だったが、攻撃的なプレーを貫けたことは、厳しい生き残りレースに向けて好材料だ。
(日本テニス協会広報部)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx
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