The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2022/10/28】小堀桃子は佐藤南帆をフルセットで下して決勝進出

【2022/10/28】小堀桃子は佐藤南帆をフルセットで下して決勝進出

[女子シングルス準決勝]
〇小堀桃子(橋本総業ホールディングス) 6-3、3-6、6-3 ●佐藤南帆(慶大)

■小堀の持ち味は巧みにコースを打ち分けるカウンターショット。フォア、バックとも両手打ちの佐藤が攻撃的に打ち込んできても、しっかりクロスのラリーを展開し、時に鮮やかなダウン・ザ・ラインを放った。第1セットは終始先手を取って、逃げ切った。ただ、第2セットはループボールやスライスも交えてペースを変えてきた相手に苦しんだ。「自分のボールの質が落ちて、向こうが中に入ってきた」と小堀がいうように、佐藤が小堀の短くなったボールをコートに中に入ってきて強打する場面が増えた。

■第3セットは、小堀が2度のデュースの末に第1ゲームをキープすると、そこから佐藤が突然、おかしくなった。「疲れてたんじゃないですか。第2セットではなかったミスが増えた」と小堀は見ていた。佐藤は「攻めいそいだのかもしれない」と振り返った。佐藤が攻勢に出るものの、ショットが連続してラインを割って、ほとんど佐藤のミスになった。小堀が5-0と大差をつけた。「5-0になって何か嫌だなと思ってました」という小堀がここから3ゲームを失ったが、何とか逃げ切りを果たした。

■シングルスの後、女子ダブルスの準決勝も快勝して、単複での決勝進出を決めた。混合ダブルスの優勝はあるが、シングルス、ダブルスとも初めての決勝になる。「でも決勝に行ってる気がしないんです。次の試合は決勝か、みたいな感じ」。小堀にとって今回はいつもと違う全日本だという。「例年なら硬くなるのに、硬くなる感じが全然ない。全日本だから、準決勝だからという緊張感はあまりなかった」と言う小堀。「全日本だからと思わないようにして、欲が出ないように気をつけたい」 (谷 祐一)

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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