The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2024/10/4】木下晴結が第12シードの瀬間詠里花に逆転勝ち

【2024/10/4】木下晴結が第12シードの瀬間詠里花に逆転勝ち

[女子シングルス1回戦]
○木下晴結(Team Rise) 2-6,7-6(3),7-5 ●瀬間詠里花(橋本総業)

■初出場の17歳木下が、準優勝2度の実績を持つベテラン瀬間との大接戦を制し、2回戦に進出した。序盤は瀬間にペースを握られた。立ち上がりから本来のしぶとさを発揮した瀬間に対し、ミスが早く、攻撃が不発だった。真価を見せたのは第2セットから。心がけてきた「自分からポイントを取る」プレーで、相手の粘り強さに対抗した。「1球への執念では負けないと思ってコートに入った」という木下は、瀬間に負けず劣らず、しつこくボールを追った。

■第2、第3セットとも終盤までもつれ、どちらに転ぶか分からない展開。ファイナルセットは4-2から逆転を許し4-5と追い込まれたが、あきらめなかった。最後は3ゲーム連取で押し切った。「勝てるかなとは1回も思えなかった。全部終わってから『ほっ、終わった』って感じで、(途中)全然気がゆるまなかった」と木下。「しぶとい瀬間選手に、しぶとく勝ち切れたのは、めちゃくちゃ自信になった。最後のひと絞りができてよかった」と表情をゆるめた。

■高校を卒業する来春にも、プロに転向する予定だ。22年からITFジュニアツアーに参戦、自己最高ランク20位をマークした。昨年の全豪ではダブルスで準優勝した。それでも「自分的には成功したなんて1回も思っていないので、やるべきことはたくさんあるし、一つ一つ、ここから積み上げていけたら」とプロでの「成功」に意欲を燃やす。今大会には「まだまだキャリアは続くので、結果は気にせず、一つ一つ試合を重ねていきたい」と無欲で挑んでいる。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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