The 99th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2017/10/26】大学生の上杉海斗と望月勇希がそろって準々決勝進出

【2017/10/26】大学生の上杉海斗と望月勇希がそろって準々決勝進出

[男子シングルス3回戦]
〇上杉海斗(慶応義塾大) 6-3、6-7(5)、6-3 ●片山翔(伊予銀行)[13]
〇望月勇希(中央大)[12] 6-3、6-4 ●福田創楽(イカイ)[8]

■大学4年の上杉と2年の望月がそろって準々決勝に進んだ。男子シングルスで大学生2人がベスト8に勝ち上がったのは2012年以来、5年ぶりになる。上杉は春先に右ひざを故障して学生のメーンイベントとなる全日本学生(インカレ)を欠場、望月も練習で腰を痛めてインカレは初戦敗退と不本意だったシーズンだったので、全日本にかける思いは強い。

■2回戦で第4シードの仁木拓人(三菱電機)、そしてこの日の3回戦では第13シードの片山とシード勢を連破した上杉は、「(2人とも)フューチャーズで上位に上がる選手なので、プロになればそこを倒していかなければいけない。勝ったのを自信にしたい」と話した。大学2年の冬に卒業後のプロ転向を決め、この2年間は「目先の勝ち負けにこだわらないで、自分のテニスに磨きをかけることを心がけてきた」。

■片山との試合でも、得意のフォアの逆クロスで何本もウイナーを奪った。消耗戦の様相も呈した最終セットは先にブレークされたが、「最後は気持ちでもっていった」と気迫を前面にだして29歳のベテランを逆転した。「プロになるにあたって、全日本にかけている部分がある。シングルスでもダブルスでもいいからタイトルを取りたい」と意気込みを語った上杉。準々決勝の相手は片山と同じ早大OBの第10シード、吉備雄也(ノアインドアステージ)になる。

■望月は同じ97年生まれでプロになった福田が相手だった。「(3回戦で敗れた)去年と同じのは嫌だった。(福田は)同世代で、大阪で戦った仲なので、試合を楽しもうと思って入った。相手の強打とか素晴らしいプレーが多かったが、踏ん張って勝つことができた。自分の中では合格かな」。望月が初のベスト8進出を果たした試合を振り返った。

■今年は7月に香港のフューチャーズで優勝したが、その後に腰を痛めた。無理をして試合に出たのが響いて故障を2か月ほど引きずったが、ここに来て復調、「この大会に合わせてきた。すべてフレッシュです」と状態は上がっている。「自分の可能性に期待しつつ頑張りたい」。準々決勝で当たる第2シードの高橋悠介(三菱電機)も97年生まれ。望月の同年代プロとの対決は続く。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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