The 99th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2017/10/27】今西美晴が2年連続3回目のシングルス決勝進出

【2017/10/27】今西美晴が2年連続3回目のシングルス決勝進出

[女子シングルス準決勝]
〇今西美晴(島津製作所)[1] 7-5、7-6(6) ●田中優季(安藤証券)[7]

■ともにフットワークを生かしてコートを駆け回り、しぶとくボールを返す守備力が持ち味のプレーヤー。ラリーでは簡単にポイントが終わらず、2セットを終えるのに2時間24分を要するマラソン・マッチになった。獲得ポイントは今西の85点に対して、田中は81点。どちららが白星をつかんでもおかしくない大接戦だった。

■今西はラリー戦でいろいろと仕掛けていった。序盤は真ん中で打ち合ったが、その後は左右に振ったり、短めの球を出したりと変化を加えていったが、田中が粘り強く返球してきた。左利きの田中がフォアでスピンを効かせたムーンボールを駆使してきたこともあって、今西はポジションを下げさせられて、好機を作ってネットに出て決めるという展開には持ち込めなかった。

■第1セットは終盤で、バックからダウンザラインへの展開が冴えて7-5と振り切ったが、第2セットは開き直って攻めてきた田中に押された。「ボールが浅くなってしまって、相手が先に展開してきた」。ラリー戦では再三、振り回された。しかし、しつこくボールを拾って簡単にはポイントを与えなかった。ピンチには相手のフォアを狙って、攻める気持ちが強い田中のミスを誘う冷静さも失わなかった。タイブレークでは6-2から追いつかれながら、最後は相手のミスを引き出し、なんとか逃げ切った。「最後は気持ちで何とか取った」。終盤、ショットの際に気合を込めた大きな掛け声も飛び出した。

■全日本の決勝は3回目になる。13年は2歳下の穂積絵莉にフルセットで敗れ、昨年は同年代の大前綾希子に第1、第2セットともリードしていながら逆転されている。悔しい経験だが、それも糧になっている。「決勝の経験は自分のほうがある。ぶれずに自分のプレーをやり続けたい」と25歳の第1シードが気合を込めた。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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