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【2021/11/5】川村茉那が荒川晴菜に逆転勝ちして決勝へ

【2021/11/5】川村茉那が荒川晴菜に逆転勝ちして決勝へ

[女子シングルス準決勝]
○川村茉那(フジキン) 3-6,6-0,6-2 ●荒川晴菜(アオヤマスポーツ)

■立ち上がりは荒川のうまさが光った。極端に遅いボールでラリーを減速させておいて、一転、思い切りよくダウン・ザ・ラインに決める。スローダウンという戦術を相手に意識させた上で、ときおり見せる早い攻めも効果的だった。「あそこまで減速のボールを使うのは予想外。自分でウィナーを取らなきゃと焦って打ってしまった」という川村は、遅いボールを持てあまし、中途半端なミスを重ねた。

■しかし、第1セット終盤以降、川村が相手の緩急に対応していく。力任せではなく、深いボールで押し込んで優位に立つ場面が少しずつ増えた。このセットは荒川に譲ったが、第2セットから川村のペースになった。「無理に行かずに、自分の優位を保ちつつ、自分もスローペースにちょっと付き合って様子を伺う、余裕を持ったプレーができた」と川村。「ちょっと付き合って様子を伺う」というあたりの冷静さは小憎らしいほどだ。百戦錬磨のベテランのようなギアの切り替えだった。

■川村が逆転劇を振り返った。「第1セットは緊張と焦りもあって、思うようなプレーができなかったが、ちゃんと落ち着いてやれば最終的には勝ちにつながると思ってやっていた。最後まで自信を持って戦って勝つことができた」。落ち着こうと思っても焦ってしまい、頭で分かっていても余計な力が入る、それがこの競技の特性だ。しかし川村は、涼しい顔で戦術と精神面の修正をやってのけた。

■揺るがぬ自信の源は、この夏の欧州遠征で得た経験だ。「レベルの高いヨーロッパの選手とたくさん試合をして、その中でも、勝負所で勝負して勝つ経験ができた」。この自信を胸に、欧州遠征で切磋琢磨した光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)との決勝に臨む。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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