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【2019/2/10】最終試合のダブルスで敗れ、日本はワールドグループ2部プレーオフへ

【2019/2/10】最終試合のダブルスで敗れ、日本はワールドグループ2部プレーオフへ

[ダブルス]
○ジョルジナ・ガルシアペレス/マリアホセ・マルティネスサンチェス 6-1,6-3 ●加藤未唯/二宮真琴

■加藤と二宮が団体戦特有の「流れ」の恐ろしさを味わわされた。シングルス2勝のガルシアペレスが、そのまま勢いを持ち込んだ。立ち上がりのサービスゲームをブレークされた加藤は「相手を勢いづけてしまった。シングルスをプレーした選手に勢いがあって、つらかった」と率直に話した。土橋登志久監督は、直前のシングルスでプレーしたガルシアペレスを「かなり足も疲れている」と見ていたが、最後は「ほぼエラーなしにプレーしていた。見事だった」と、スペインチーム最大の殊勲者を称えた。

■ガルシアペレスは、前日のシングルスで時速207キロをマークしたファーストサーブを、確率重視に切り替えた。第1セット4-1からのサービスと、第2セット5-3と王手をかけてのサービスゲームでは、ファーストサーブをすべて入れ、1ポイントも落とさなかった。そのパワフルかつ安定したプレーと、ダブルスランキング自己最高4位のマルティネスサンチェスの巧みさが噛み合った。36歳になり、今はダブルス専門。スピードはないが、大胆かつ冷静なマルティネスサンチェスのプレーを二宮は「いやらしい」と表現した。異なる持ち味のペアに、加藤と二宮は隙を見つけられなかった。

■加藤は「3人がつないでくれたので、私たちでどうにか、という思いはあった。相手がよかったから負けるみたいなことは……。今後はどうにかこじ開けられるようにするのが課題」と悔やしがった。二宮も「出る時は2-2で自分たちに(勝負が)かかっていると思い、準備はできていたが、試合で発揮できなかった。相手のサーブに対しても、できることはあった」。淡々とした口調に、力を出しきれなかった口惜しさがにじんだ。

 【両チーム監督、選手のコメント】

 ■日本チームの土橋登志久監督「ガルシアペレスは勢いを買われてダブルスに出場してきたと思うが、最後はそれがそのまま出た。彼女のプレーは全豪の予選を見ていたコーチ陣から、サーブが速くて、バックハンドもダウン・ザ・ラインが良いという情報は上がっていた。フォアハンドは崩すチャンスがあると見ていたが、初日の土居戦のタイブレークの前あたりから、無理せずにサーブのスピードを落として安定感を出してプレーしたのは見事だった。日本の選手たちも全力で戦ったが、なかなかサーブをブレークできず、リターンゲームでリズムをつかめないので、自分のサーブにプレッシャーがかかったというのが(ガルシアペレスに単複3勝を許した)要因だと思う」

■スペインチームのアナベル・メディナガリゲス監督「第1試合は(出場予定の)サラ・ソリベストリモの両足にマメができたので交代させた。ガルシアペレスのダブルス起用は、シングルスで良いプレーをしていたので、彼女に託そうと思って決めた。彼女がそれに応えてくれた。スペインはWG1部でプレーする力はある。4月のプレーオフで上に上がりたい」

■シングルスとダブルスで3勝したジョルジナ・ガルシアペレス「ベストを尽くした。パーフェクトな一週間だった」

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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