The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
[女子シングルス準々決勝] 〇松田美咲(亜細亜大) 7-5、6-3 ●秋田史帆(橋本総業ホールディングス)[7]
■大学2年の松田が、秋田との激しいラリー戦に打ち勝った。2人の打ち合いは、低い弾道のスピードボールが速いテンポで行き交った。昨年準優勝の秋田のパワーに押される場面もあったが、苦しいところで強引にはいかず、チャンスを待つプレーができた。松田は「相手のペースにはまって苦しい場面もあったが、しっかり耐え抜いて、第2セットでは自分のやるべきプレーをしっかりできた」と試合を振り返った。
■今年のインカレ・シングルスで決勝に進みながら準優勝。大学対抗王座決定試合も、決勝の早大戦で第1シングルスに出場して敗れていた。「インカレ、王座の最後の最後で、良くない試合をして負けていた。そこからの練習でダメなところを直してきた。今回はやってきたことを出そうと気持ちを切り替えられたので、ここまで来られた」。以前だったらどんなボールでも強打していたが、今大会は、冷静にスピンボールを挟むなどしてラリーに持ち込んで、ポイントにつなげるプレーが増えてきた、という。
■2回戦で第3シード、3回戦で第14シード、そして準々決勝で第7シードと、シード勢を連破した。松田は「ちょっとびっくりの部分もある」と言いながらも、「ベスト4に入って、残りも勝たなければいけないという気持ちが増えました」と、更なら高みへの意欲が強くなっている。大学生の準決勝進出は10年大会の桑田寛子(当時、早大)以来、8年ぶり。大学生の決勝進出なら、98年大会で準優勝だった大学の先輩、岡本聖子以来になる。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
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