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【2025/4/13】柴原瑛菜がビクトリア・エムボコに惜敗

【2025/4/13】柴原瑛菜がビクトリア・エムボコに惜敗

[シングルス第1試合]
○ビクトリア・エムボコ(日本、159位) 6-4,6-7(8),7-5 ●柴原瑛菜(日本、136位)

■序盤は相手のサーブとグラウンドストロークの強打に押された。しかし、柴原はそのままでは終わらなかった。第2セットのタイブレークは、エムボコが握ったマッチポイントを3度逃れ、10-8で制した。勢いに乗る柴原が最終セットも先にブレークしたが、エムボコもあきらめなかった。4-3からのサービスゲームでブレークバックを許し、柴原はリードを吐き出した。4-5からのサービスゲームではまたも3度のマッチポイントをしのいだが、5-6で迎えたサービスゲーム、通算7度目の相手マッチポイントでとうとう力尽きた。

■ターニングポイントが何度もあった2時間45分の熱戦だったが、最終セットのエムボコの立ち直りが勝敗を分けた最大の要因だろう。エムボコは「タイブレークを失って、がっかりして自分に腹が立った。最終セットが始まってもそれを引きずって少し落ち込んでいて、ブレークを許してしまった。冷静さを保つのは難しかったが、できるだけ落ち着いて、彼女に重圧をかけるタイミング待っていた。そうして流れを自分に持ってくることができた」と振り返った。ビッグサーブと強打が持ち味だが、自分が置かれた状況を見極める力、問題を解決する力も、18歳の逸材の長所であることがよく分かった。

■「4-3からのサービスゲームをキープできなかったのは悔しい」と柴原。このゲームでミスが続いた要因を「相手のボールの質が下がり、あまり(飛んで)来なくなったところで、うまく足から(打点に)行けてなくて、それがミスにつながった」と分析した。ただ、それは試合後、冷静に振り返って初めて分かったこと。白熱した試合の中で修正するのは難しかった。

■第2セットで相手の優位を崩したのは見事だった。「(スコアは)ダウンしていても強気で打っていって、それが全部入ってくれた。スイングしていけばいいことになると(思い)、相手のマッチポイントでもファイトできた」と柴原は笑顔を見せた。終盤は互いに攻撃的なプレーをぶつけ合ったが、今季、ITFワールドツアーですでに5勝を上げた新星の勢いがわずかに勝った。


(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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