The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
■女子シングルス4強は、98年生まれの20歳が3人に、94年生まれの澤柳璃子(リンクス・エステート)という顔ぶれになった。松田美咲(亜細亜大学)が唯一のノーシード、決勝の舞台を経験しているのは14年準優勝の澤柳ひとりだ。
■第1シードの清水綾乃(Club MASA)は「考えたくないが、考えちゃうところもある」と、トップシードの重圧を感じながらここまで勝ち上がった。準決勝は第8シードの村松千裕(グラムスリー)との同年代対決になった。相手のテクニック、戦術の多彩さは認めた上で、「私は相手に関係なく自分のプレーをするだけだと思っている」と真っ向勝負の強打で挑む。
■第15シードの澤柳は、第3シードの加治遥(島津製作所)、第7シードの秋田史帆(橋本総業ホールディングス)らを破って勝ち上がったダークホース、大学生の松田の挑戦を受ける。澤柳は「楽しんでやっている。優勝は意識していない。一つ一つ頑張る」と準決勝にも無心で臨むつもりだ。
■男子シングルスはベスト8が出そろった。ドロー表の上半分では上位シードが順当に勝ち上がったが、下半分では第12シードの仁木拓人(三菱電機)と第16シードの羽澤慎治(慶應義塾大学)が8強に食い込んだ。仁木は第2シードの徳田廉大(フリー)と対戦する。羽澤は大学の先輩にあたる第7シードの上杉海斗(江崎グリコ)に挑む。「胸を借りるつもりでいくが、上に見過ぎることもなく思いきりできると思う」と意気込む羽澤に対し、上杉は「勢いを出させると怖い選手だが、止められるようにやりたい」と、後輩の挑戦を受けて立つ覚悟を決めている。
■第4シードの清水悠太(三菱電機)と第8シードの関口周一(Team REC)は、多彩なテクニックと戦術を持つ選手同士の対戦。引き出しの種類と駆け引きの妙味を堪能できるはずだ。第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)は、今年躍進した第6シード、田沼諒太(ワールド航空サービス)の挑戦を受ける。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
LIST
お問い合わせは日本テニス協会まで お問い合わせページ
ページトップへ
本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。
公益財団法人日本テニス協会〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2Japan Sport Olympic Square 7階
COPYRIGHT(C) 2000 - 2024 ALL RIGHTS RESERVED BY JAPAN TENNIS ASSOCIATION SINCE OCT. 2000