The 99th All Japan Tennis Championships
三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権99th
■28日から11月1日までの5日間、東京・有明で行われる第95回三菱全日本選手権は、新型コロナ感染対策のため、実施種目を男女シングルスの2種目に絞り込んで無観客で開催される。今回はコロナ禍のツアー日程変更や国内チャレンジャー、ITF大会の中止が相次いだ影響などもあって、久しぶりに全日本の舞台に戻ってきた選手も多い。
■女子のトップランカーとなる日比野菜緒(ブラス)は6年ぶりの出場。15年にタシケント・オープン(ウズベキスタン)でツアー初優勝を飾るなど海外の大会で好成績を残してきた日比野だが、全日本はプロ1年目となる14年まで3年連続で挑戦して、いずれも2回戦敗退とまだ全日本のタイトルがない。日比野と同じ1995年生まれの穂積絵莉(日本住宅ローン)は13年大会の女王。全日本優勝後は国際大会に軸足を移して、ダブルスで活躍してきた。穂積にとっては7年ぶりの全日本となる。日比野、穂積と同期の加藤未唯(ザイマックス)も4年ぶりに全日本に出場する。
■女子は近年、優勝すると全日本を回避する傾向が強かったが、今回は前回優勝の本玉真唯(島津製作所)とともに17年優勝の今西美晴(アートフロンティア)、16年優勝の大前綾希子(島津製作所)、15年優勝の桑田寛子(島津製作所)、13年優勝の穂積、さらに昨年エントリーしながら欠場した05年優勝の森田あゆみ(安藤証券)と全日本のタイトルホルダー6人が出場するのも注目ポイントだ。
■男子では松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)が6年ぶりの出場となる。06年準優勝者で42歳になった松井は、ダブルス世界ランクでは日本勢2番手につけ健在ぶりを示している。ジュニア時代に世界3位となった内田海智(富士薬品)は、高校3年生だった12年以来、8年ぶりの全日本だ。
■42歳の松井は男子最年長で、女子は38歳の波形純理(伊予銀行)が最年長。98年に初出場を果たした波形は、今大会の女子最多となる19回目出場になる。男子の最多出場は05年から連続出場を続ける竹内研人(橋本総業ホールディングス)の16回目。女子の瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)も同じく05年からの連続出場となる。
■今回はワイルドカード(男女各3人)を除くと、国内ランキング順で出場者を決定したため、例年と比べて若い年代が少ない。女子の最年少は02年生まれの佐藤久真莉(富士薬品)で、01年生まれの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)、光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)、内藤祐希(亀田製菓)、佐藤南帆(慶大)がこれに続く。男子では00年12月生まれの市川泰誠(ノア・インドアステージ)がただ一人の十代プレーヤー。20歳になっている田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)、川上倫平(あきやま病院)、白石光(早大)も同じ00年生まれになる。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから! http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx 「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから! http://jta.blog.so-net.ne.jp/
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