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［男子シングルス２回戦］
○原崎朝陽（ノア・テニスアカデミー神戸垂水）　1-6,7-6(9),6-3　●川橋勇太（マイシン）

■主催者推薦で出場の原崎が鮮やかな逆転勝利を収めた。第１セットは１－６と圧倒された。「自分の弱点をつかれてリズムがつかめず、ミスしまくっていた。なんで入らへんの？　と」。しかし、第２セットから立て直すところが、並みの18歳ではない。「自分を鼓舞し、狭い所を狙わず、とりあえずコートに入れることを意識した。攻められたら走る覚悟を持ってやっていたら、リズムもよくなった」と原崎。激しいラリーの応酬が続いたが、最後は「気合い」で押し切った。

■１回戦の竹島駿朗（Team REC）、第13シードの川橋とプロを続けて倒したが、プレー自体は「ほぼほぼ、うまくいっていない」と苦笑する。「気持ちの面が強く保てている」から勝っているが、「練習してきたことにトライできず、心地いいところでプレーしてしまう」という。「それだと、相手が強くなっていくと通用しない」。目標に掲げた優勝に向けて、気を引き締めた。

（日本テニス協会広報部）

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