The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2018/11/1】澤柳璃子は4年ぶりのベスト4進出

【2018/11/1】澤柳璃子は4年ぶりのベスト4進出

[女子シングルス準々決勝]
○澤柳璃子(リンクス・エステート)[15] 7-5,7-5 ●内島萌夏(昭和の森ジュニアテニススクール)[6]

■内島は昨年、高校1年生で全日本ジュニア18歳以下を制し、今年は岐阜のITF8万ドルで準優勝、アジア大会代表にも抜擢された17歳の逸材だ。澤柳は今年5月から高校のテニス部のコーチに就任、今後も現役を続けるか明確には決めないまま、今大会に臨んでいる。「1日でも長くここで頑張りたい」と、3回戦では第2シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)をフルセットで振り切った。7つ年下の内島にも「岐阜で準優勝、成績が出ているのは知っている。チャレンジャーとして臨むだけ」と全力で挑んだ。

■小堀との3回戦と同じように、高い弾道のボールやスライスもまぜて緩急をつけ、ハードヒットが持ち味の内島を揺さぶった。内島は試合後、「色々、打点の高さを変えられた感じがした。自分のやりたいテンポでできなかった」と悔しがった。澤柳は右太ももをテーピングで固めていたが、その影響を感じさせない動きを見せた。「気合いで乗り切った」と澤柳。影響はあったはずだが、だからこそ「自分でエネルギーを出していかないと勝てない」と気合いを入れたのだ。迫力に押されたのか、内島がチャンスボールを決め損なうシーンも多く、澤柳が要所を押さえた。

■全日本選手権では、経験のある選手が若手の勢いを封じる場面がよく見られるが、その典型のような試合だった。大きなポテンシャルを秘める内島だが、戦術面でも、「勝負に負けたくないという気持ち」(澤柳)も、相手に及ばなかった。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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