The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2019/10/29】第4シードの加治遥が2時間45分の熱戦を制す

【2019/10/29】第4シードの加治遥が2時間45分の熱戦を制す

[女子シングルス3回戦]
○加治遥(島津製作所) 6-2,3-6,6-3 ●阿部宏美(筑波大)

■第4シードの加治が2時間45分を費やしてノーシードの挑戦者を振り切った。阿部は昨年の高校総体シングルスで優勝、この4月に筑波大に入学すると1年生ながらエースの座につき、チームを全日本大学王座初優勝に導いた。今大会の2回戦ではユニバーシアード・ナポリ大会金メダルの佐藤南帆(慶應義塾大)に快勝している。プレースタイルとしては二人は似たもの同士だ。甘いボールを逃さず、コースを変えて積極的に攻める。よく走り、守備からのカウンターも鋭い。シード選手に挑む阿部はその分、攻めの思い切りがよく、試合は緊迫した。総獲得ポイントは加治の116に対し阿部が114と、ほぼ互角だった。

■スコアの上では苦戦だったが、加治は「攻めの形を持っている。なおかつよく走る」と相手を警戒、「簡単にはいかない」と接戦も想定して臨んでいた。第1セットは阿部に5度もセットポイントを握られたが、「目の前の1ポイントを取る。相手に取られたら取られたで仕方ない」と、どっしり構えてピンチをしのぎ、タイブレークで制した。第2セットまでは攻めの形を作ってからのアンフォーストエラーが目立ったが、「(ウイニングショットが)サイドに切れて相手を楽にしていたので、相手に触らせながらではないけれど、決めるというより追い込めたらいいなと思っていた」とショットを修正し、精度を上げた。「こういう試合を乗り越えられたのは自信になる」。フルセットの苦闘をプラスにとらえた。

■昨年の島津全日本室内で準優勝し、今大会は一つ上を狙っている。「優勝したい。おととし準決勝に進んだので、それも含めて優勝を狙えると思っている」。上位2シードが敗退し、ドローは混戦模様となったが、「周りのことは気にしていられない。生き残っていくしかない」と目の前の試合に集中している。

(広報委員会)

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