The 98th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2021/11/1】清水悠太は上杉海斗を振り切って2回戦進出

【2021/11/1】清水悠太は上杉海斗を振り切って2回戦進出

【男子シングルス2回戦】
〇清水悠太(三菱電機) 6-2、3-6、6-2 ●上杉海斗(江崎グリコ)

■1回戦は不戦勝で2回戦からの登場となった第1シードの清水。17年、18年大会と2年連続で準決勝に進んでいる上杉というのは初戦としては厳しい相手だった。第1セットはラリーに安定感があった。上杉の強打を確実に返球して相手のミスを誘い、長いラリーでは巧みな内訳で上杉を追い込んでいったラリーを嫌って上杉がネット勝負に来ても、厳しいコースにパスを放って逆襲して、相手に流れを渡さなかった。

■第2セットに清水のリズムが乱れた。ラリーで簡単なミスが増え、第2ゲームでブレークを許して0-3というスタートになった。何とか3ゲームを連取して追いついたが、上杉のネット攻勢に手を焼いて再び3ゲームを連取され、このセットを失った。「第1セットを取ってほっとしたからか、第2セットの入りが悪くて落とすという展開がよくある。その悪い面が出てしまった。なぜ第2セットに入りが悪くなるのか、試合をやりながら考えている」。ただ、最終セットでは気持ちを切り替えてできた。上杉の再三のネットプレーを厳しいパスで崩して、試合の流れを引き寄せた。マッチポイントでも、サーブアンドボレーにでてきた上杉をきれいなパスで抜いて勝利を決めた。

■2年連続で第1シードに入った。「すごく緊張するので、(第1シードは)あまりやりやすいものではない。もっと下のシードがいい」と話す清水は、「でも去年はベスト8で負けているので、そんなに気負う必要はなくて、今回は挑戦者でいこうと思っている」と言葉を続けた。「今日はできなかったが、次の試合は思い切って向かっていければ」。19年大会は決勝で敗れているだけに、シングルスのタイトルにかける思いはほかの選手以上に強い。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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