最新レポート

【女子シングルス１回戦】
〇西村佳世（Ai Love All Tennis Academy 香枦園）　６－２、４－６、６－３　●勝見幸璃（TEAM 自由が丘）

■０６年生まれで高２年代の西村が、初めての全日本で１回戦を突破した。昨年は予選決勝（２回戦）で敗れて本戦出場を逃していた。昨年の全日本ジュニア（１６歳以下）を制すると、今年はプレーの場を一般のITF大会に移した。国内ランキングも上がって、今回は本戦からの出場。西村は「１回戦を勝ってシード選手と対戦すること」を目標にしていた。

■第１セットは相手のミスにも助けられて簡単に先取したが、勝ちを意識した第２セットは、「少し力みが入って、特にバックが振れなくなってしまった」。ただ、最終セットは「思い切って行こうと意識して、どんどん攻めていくことができた」。リズムを取り戻して立ち上がりの４ゲームを連取、終盤にもたつきはあったものの、６－３で逃げ切った。西村は２回戦で第７シードの清水映里（東通産業）と対戦する。「シード選手の清水さんから一つでも多くゲームを取って、勝ちにつなげられるように頑張りたい」。西村の新たな目標だ。

（日本テニス協会広報部）

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから！
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx