The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2023/10/28】松岡隼が昨年に続く2回戦進出

【2023/10/28】松岡隼が昨年に続く2回戦進出

[男子シングルス1回戦]
○松岡隼(桜田倶楽部) 6-2,7-6(4) ●大塚健太郎(伊予銀行)

■ワイルドカード(主催者推薦)で出場の18歳、松岡が昨年に続いて初戦を突破した。第2セットはリズムを失いブレーク合戦になったが、タイブレークを制した。「いい入りができて理想的な形で進んでいたが、いい感じで進みすぎたゆえに、第2セットは自分に求めすぎたところがあって、試合を壊してしまった」と松岡は反省を口にした。

■武器のフォアハンドでポイントを重ねたが、第2セットはしつこく返してくる相手の前にミスが増えた。一時は「何で入らないんだとマイナスの方に陥って」ナーバスになったものの、終盤は「粘り強くプレーできた」とボールをコートにねじ込み、勝利を手繰り寄せた。

■05年1月生まれの18歳。ITFの一般大会と並行して今季も四大大会を中心にジュニアサーキットに出た。3月にはJ300グレードのタイで優勝、6月の全仏ジュニアでは初めて1回戦を突破した。「フォアハンドが良くなっている。ベースの質をかなり上げることができた」と自信もついて、今後、プロでやっていくと覚悟を決めた。ジュニア期を過ごした桜田倶楽部から内山靖崇らも練習するBlueSIX TRAINING CLUBに拠点を移し、「テニスに集中できる環境、地道に積み上げたらプロとしての成功があるかもしれない」と感じたことも、プロに針路を定める決め手になったという。

■2回戦では、今季限りでの引退を表明している第1シードの関口周一(Team REC)に挑む。「関口さんも(最後の全日本に臨む)気持ちは人一倍強いと思う。自分もこの大会で勝ち上がろうと臨んでいるので、気持ちの部分で絶対負けないように」と、思い切りぶつかるつもりだ。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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