The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2023/11/3】片山翔が3年連続5度目のベスト4入り

【2023/11/3】片山翔が3年連続5度目のベスト4入り

【男子シングルス準々決勝】
〇片山翔(伊予銀行)6-3、6-4 ●住澤大輔(エキスパートパワーシズオカ)

■18大会連続出場、34歳の片山が24歳の住澤をストレートで下した。3年連続5度目のベスト4だが、過去4度はいずれも準決勝で敗退しているためか、「準決勝だとか意識せず、ただ自分のプレーをして戦う、それだけを考えて臨みたい」と淡々と語った。

■鋭いサーブを放つ住澤に対し、リターン位置を前にしてプレッシャーをかけ続けた。セカンドサーブの時はステップしてコート内に足を踏み入れるほど前に出た。第1セットはストローク戦に持ち込んで、第4、第6ゲームをブレークした。第2セットでは相手の4本のサーブだけでゲームを失った場面もあったが、住澤にほとんどサーブ・アンド・ボレーをさせなかった。

■第2セットで「ちょっとだけ、勝ちを意識して危ない場面があった」という。第1ゲームをキープされた後の第2ゲーム、得意のはずのストロークで押され、15ー40になった時だ。そこで気持ちより強く持って、ギアを入れ替えた。2度目のデュースでこのゲームをものにしたのが勝因だという。第5ゲームはチャンスでネットに出て来た相手を鮮やかなパスで抜くなど、ラブゲームでブレークしてみせた。

■早大を出てプロ12年目。選手を長く続ける理由は「やっぱりテニスが好きなんでしょうね。結果もある程度ついて来ているから、今でもきつい練習ができている」と話す。170センチの体を動かし続けるスピードもスタミナもまだ十分だ。全日本は「みんなが必死。その中でプレーするのは訓練みたいなもの」という。自分が成長できる舞台ということだろう。「会場の雰囲気などをちょっとでも楽しんでいる選手が勝っている気がする」。経験豊富なベテランが5度目で壁を破れるか。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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