The 99th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2023/11/4】第5シードの徳田廉大は第9シードの片山翔にストレート勝ち

【2023/11/4】第5シードの徳田廉大は第9シードの片山翔にストレート勝ち

【男子シングルス準決勝】
○徳田廉大(イカイ) 6-4、6-4 ●片山翔(伊予銀行)

■34歳の片山は力強いフォアハンドを武器にラリーを展開して、準々決勝まで3試合をストレート勝ちしてきた。試合序盤、徳田は真っ向からラリーを挑んで、片山のサービスゲームで2ゲーム連続のラブゲームキープを許した。「片山選手は低いボールが好きで上手い。(序盤で)それを試してみたら、やっぱり上手だと思った」という徳田は、相手の打点が高くなるようなボールを意識した。低い弾道のラリーを展開していては「相手が有利になる」と、相手が得意なフォアを避け、バックにスピードを抑えて、スピン量を増やし高く跳ねるボールを多く配した。

■第1セットは3-3からの第7ゲーム。片山のダブルフォールトに乗じて、貴重なブレークを果たした。第2セットは1-4まで片山に走られたが、ここから5ゲームを連取して逆転した。ラリーでバックを攻めて甘い返球を引き出すと、片山を振り回してポイントを重ねた。第10ゲームでは粘る相手にデュースに持ち込まれたが、最後はサービス2本でポイントを奪って逃げ切った。

■徳田にとって5年ぶりの決勝進出。18年は第2シードに入って、「シードを守ろうという気持ちが強かった。準決勝に勝ってホッとしていた」という。決勝の相手は当時30歳の第1シード、伊藤竜馬。「記者会見では『決勝も勝ちます』と言っていたが、相手は竜馬さんだしと、そこで満足した自分がいた。結果は3-6、0-6で、9ゲーム連取される最悪の結果だった」。翌19年の全日本は第1シードに入りながら3回戦負け、20年は1回戦負けして、それから2年間は全日本を避けてきた。今季は左ひざの故障が悪化して夏場に一時ツアーを離脱した。その時、全日本を新たな目標に据えた。3か月の準備期間をとって臨んだ今回、「18年とは全然違う。まだ満足していない。優勝しかない」。徳田が声を強めた。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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